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浮世草子・読本の作者にして、煎茶にも その名を残し、医業の経験もある。 不遇な生まれで、大坂に私生児として生まれ 紙油商上田氏の養子となるも、数々の病気に 悩まされた。やがて俳諧、国学研究、浮世草子 と活躍し、ついに読本の形態を確立するに至った。 晩年は目を煩い、貧窮と孤独のうちに没した。 |
名 前 | 上田秋成(うえだあきなり) |
号 | 剪枝畸人(せんしきじん)
無腸(むちょう) 和訳太郎 余斎 |
生 年 | 享保19(1734)年 〜文化6(1809)年 |
代表作 | 雨月物語 春雨物語 胆大小心録 諸道聴耳世間猿 |
師 匠 | 加藤宇万伎(国学)、 都賀庭鐘(医・書・中国語)… |
秋成の墓 | 秋成の墓は、京都の南禅寺参道脇の 西福寺にある。ここに秋成が葬られているが、 香具波志神社にも秋成の墓が存在している。 |